わっふらーの雑記

大学生視点で見る社会情勢や、大学生ならではの悩みを解決するブログ。その他にも1から英語の勉強をしたい人に向けて英文法攻略を発信する

【書評】「死ぬこと以外かすり傷」を体現する天才編集者・箕輪厚介の名言と仕事観

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「出版不況」と呼ばれる時代にも関わらず、ベストセラーを連発しわずか1年で100万部を突破した天才編集者「箕輪厚介」。

 

堀江貴文の「マンガで身につく多動力」やSHOWROOM社長・前田祐二の「人生の勝算」などを編集し、ビジネス書の最前線を行く箕輪厚介の自伝本である「死ぬこと以外かすり傷」の書評をしていきたいと思います。

 

就活を控えた僕にとって、本当は自分がどんな仕事をしたいのか?どうしたら全力で楽しめるような仕事に出会えるのか大きく考えが変わるきっかけとなった本です。

 

こうして、書評を書こうという意識が生まれているのも彼の本から熱量が伝播したことに他なりません笑

 

はっきり言って、彼は狂っている。でも、狂い方が最高にかっこいいし、狂うならこう狂いたいと思ってます。

無難って1番つまらない、予定調和を破壊せよ

高校2年生の箕輪少年は、イタリアとスペインの一人旅に出かけた。

 

スペイン滞在中に、事故は起きた。マドリードで列車爆破テロが起こったのだ。

 

状況の分からない非日常な雰囲気に胸騒ぎ覚えていた。

 

次第に、海外一人旅に慣れていってしまった箕輪少年は、マドリードの列車爆破テロのような事故が起こらない旅にどこか物足りなさを感じていた。

 

しかし、帰国直前のミラノで事件は起きた。

 

パスポートを無くしたのである。お金もない、しかも英語を流ちょうに扱えない箕輪少年にとって最悪の状態であった。

 

渡航書が発行されるまでの期間、空港のベンチで寝泊まりする生活を余儀なくされた。

 

彼は、日本人観光客を見つけると「高校生なんですけど、パスポートもお金も持っていなくて困っているんです」とおそるおそる話しかけてみると、高校生の彼を面白がり面白いほど小銭を恵んでもらえた。

 

「段取りどおりすすむ予定調和には何も感じない。」

 

大学時代に行ったインドでも巧みな手口で商店に誘いこまれ、「宝石を買わないとここから出さない」と言われ軟禁された。

 

気の狂うくらい暑い部屋で見知らぬインド人に出されたコーラには睡眠薬が入っているというのはお決まりだった。

 

「飲め」「飲まない」を何度も繰り返し

箕輪少年はどうにかインド商人を突き飛ばし脱出する。

 

こんな事が起きてしまったら気が動転するのが普通でしょう。

 

ただ、箕輪少年は違った。

 

「こんな貴重な体験をしたんだ!いち早く日本にいる人に伝えたい。」

 

死ぬかもしれないギリギリの体験をしているのに脳内にアドレナリンが噴き出し誰かに伝えたくてたまらない。

恐怖より、高揚感が勝っていた。

無難に生きても何も起こらない。誰かが作った道を踏み外す。カオスにこそ、まだ見ぬ景色があるのだ。あらゆる事故やトラブルに自ら身を投げろ。

「死ぬこと以外かすり傷」より

「無難に生きても何も起こらない」という言葉は、今まで無難にしか生きてこれなかった自分の心に突き刺さりました。

 

リスクを恐れ、挑戦を恐れ、なにより無難に生きていくということを最優先してきた普通の人生を送ってる私の心に確かに響きました。

 

「無難って1番面白くない」なぁと思うようになったきっかけのフレーズです。

 

一般人Aで人生を終えなかった人達は、常人と熱量も思考回路もまるで違うんですね。

 オンラインサロンという新時代の稼ぎ方

ブロガーの間ではよく耳にするオンラインサロン。

 

オンラインサロンとは、月額会費制のweb上で展開されているコミュニティの総称です。

camp-fire.jp

著書では月額5940円と記載されていますが、現在は4320円で募集しているようです。

 

収益がとにかくエグい。

 

著書に書かれている時点で収益をざっくり計算してみると

5940×1200=710万

 

オンラインサロンの月額だけでサラリーマンの平均年収を軽く超えてしまっています。

 

オンラインサロンはなかなか特殊です。

 

通常、労働の対価として賃金をもらうというのが当たり前ですが、オンラインサロンでは月額を支払って労働しているのです。

 

お金を支払ってでも自分の興味分野で仕事をしたいと思うのが現代の若者の考え方だと語っていますが、僕もそうです。

 

お金に余裕が出来れば箕輪編集室に間違えなく入りますね。

 

詳しくは上記リンクから見てください。

 

最後に

こうして書評を書こうと思えたのも、やる気が満ちてきたのも「死ぬこと以外かすり傷」に出会えたことが最大の要因です。

 

文章を書くことはあまり得意ではないですが、人に自分が感動した物を伝えることは本当に楽しいです。

 

確かに若者の心に突き刺さる作品でした。